パンデミックは2-4人で楽しむ協力型ボードゲームで、プレイヤー全員が医療研究チームの一員となって世界的感染症に立ち向かいます 。ゲームの目的は4種類すべての病原体に対する治療薬を発見することで、これを達成すれば即座に勝利となります 。[1][2][3][4]
各プレイヤーは毎ターン「4回のアクション実行」→「プレイヤーカード2枚を引く」→「感染処理」の3段階を順番に進行します 。アクションには移動、病原体治療、調査基地設置、カード共有、治療薬発見の5種類があり、これらを組み合わせて効率的にゲームを進める必要があります 。
参考)協力系ボードゲームの定番『パンデミック:新たなる試練』を徹底…
敗北条件は「プレイヤーカード山札の枯渇」「アウトブレイク8回発生」「病原体コマ不足」のいずれかが発生した時点でゲームオーバーとなります 。特に山札枯渇による敗北は見落としやすく、計画的なカード使用が重要です 。
参考)パンデミック ルール / サマリー [Pandemic]
パンデミックでは各プレイヤーが7種類の専門職(科学者・研究員・作戦エキスパート・衛生兵・通信指令員・危機管理官・検疫官)のいずれかを担当し、それぞれ異なる特殊能力を持ちます 。[6][4]
衛生兵は治療薬が発見された病原体を一度に全て除去でき、感染拡大防止に絶大な効果を発揮します 。通信指令員は他プレイヤーのコマを自由に移動させられるため、チーム全体の機動力向上に貢献します 。科学者は治療薬発見に必要なカード枚数が4枚と少なく、ゲーム終盤の決定打となることが多いです 。
参考)【ボードゲームアリーナ ルール解説 パンデミック(Pande…
作戦エキスパートは調査基地を無償で設置でき、移動効率化と治療薬発見拠点の確保に優れています 。これらの役割特性を理解し、チーム編成に応じた戦略を組み立てることが勝利への第一歩です 。
参考)パンデミック:新たなる試練(ボードゲーム)の攻略メモ②(役割…
治療薬発見は同色のプレイヤーカード5枚を調査基地で消費することで実現でき、これがゲーム勝利の核心となります 。各色の都市カードは全12枚しか存在しないため、カードの無駄遣いは避けなければなりません 。[1][2]
効率的な治療薬発見には調査基地の戦略的配置が不可欠で、各地域に満遍なく設置することで移動効率を向上させます 。特にゲーム序盤では、スタート地点のアトランタから離れた地域への移動にプレイヤーカードを積極的に使用すべきです 。
参考)パンデミック:新たなる試練(ボードゲーム)の攻略メモ①(プレ…
カード収集時は「知識の共有」アクションを活用し、同じ都市にいるプレイヤー間でカード交換を行います 。ただし手札上限は7枚のため、不要なカードは適切なタイミングで使用する判断力が求められます 。
参考)【パンデミックの遊び方】1ターンの流れを初心者向けにわかりや…
アウトブレイクは1つの都市に同色の病原体コマが4個以上配置されると発生し、隣接都市に連鎖的な感染拡大を引き起こします 。このメカニズムは実際の感染症におけるアウトブレイクの概念と類似しており、特定地域での急激な患者数増加を表現しています 。[10][11][2][1]
アウトブレイク予防には病原体コマが3個配置された都市の優先的な治療が効果的で、特に多数の都市と接続されたハブ都市は要注意です 。エピデミックカード出現後は感染カードがシャッフルされ、既に感染した都市が再度感染する可能性が高まるため、継続的な監視が必要です 。
参考)パンデミック(Pandemic) クリアのコツ 中級者のなん…
連鎖アウトブレイクを防ぐためには、感染済み都市の治療を病原体除去の優先順位として設定し、チーム全体で情報共有を徹底することが重要です 。
上級者向けの攻略では、エピデミックカードの出現タイミングを予測した戦略的プレイが重要です 。プレイヤーカードは難易度に応じて4-6等分し、各グループにエピデミックカードを1枚ずつ配置するため、残りカード枚数から次のエピデミック発生時期を推定できます 。[13][12][1]
カード管理では、すでに治療薬が完成した色のカードを優先的に破棄し、収集中の色や残り枚数が少ない色のカードを温存します 。特に序盤は多少カードを消費してでも調査基地設置と病原体コマ3個都市の対処を優先すべきです 。
根絶システム(特定色の病原体を盤面から完全除去)は無理に狙う必要はありませんが、余裕がある状況では感染処理での新たな配置を防げる強力な効果を発揮します 。チーム内での継続的な相談と情報共有が最終的な勝利を左右する決定要素となります 。
参考)決して降参するな『パンデミック:イベリア』