あなたの局所注射、外来でも0点になる日があります。

局所注射 点数で最初に押さえたいのは、「局所注射」という語だけで即座に単独点数へ結び付けないことです。通知では、局所・病巣内薬剤注入は皮内、皮下及び筋肉内注射に準じて算定するとされており、実務ではまずG000系の扱いを確認する流れになります。
参考)https://eorca.sakura.ne.jp/kaitei/2024kaitei/K20240530-9-1.pdf
つまり準用です。
2024年改定後の資料では、皮内・皮下・筋肉内注射は1回につき25点と整理されています。以前の20点の記憶で入力すると、そのまま請求差や院内説明のズレにつながります。意外ですね。
参考)https://clinicalsup.jp/jpoc/shinryou.aspx?file=ika_2_6_1_1%2Fg000.html
ここで見落としやすいのが、G000は入院患者以外に対して算定するという前提です。外来で何気なく行っている局所注射でも、入院中の患者なら実施料は算定できず、薬剤料のみという整理になります。入院外が条件です。
参考)https://eorca.sakura.ne.jp/kaitei/2024kaitei/K20240530-9-1.pdf
算定根拠を短時間でそろえたい場面では、院内マニュアルに「局所・病巣内薬剤注入→G000準用→外来のみ実施料可」と1行で残す方法が有効です。月末の返戻確認で迷う時間を減らせるため、医師・看護師・医事の認識合わせにも向いています。
基本の通知確認に使えます。
G000 皮内、皮下及び筋肉内注射(通知・準用範囲)
結論は1日1回です。
トリガーポイントの通知確認に使えます。
L104 トリガーポイント注射(1日1回・同時算定不可)
在宅患者では、局所注射 点数の考え方がさらに変わります。G000の通知では、在宅自己注射指導管理料、在宅麻薬等注射指導管理料、在宅腫瘍化学療法注射指導管理料などを算定している患者について、在宅患者訪問診療料を算定する日に併せて行った皮内・皮下・筋肉内注射の費用は算定しないとされています。
参考)https://eorca.sakura.ne.jp/kaitei/2024kaitei/K20240530-9-1.pdf
ここが落とし穴です。
つまり、外来では25点で考えていた注射でも、在宅管理料の対象患者に訪問診療日で実施すると実施料が0になる場面があります。冒頭の「外来でも0点になる日があります」という驚きの一文は、この在宅関連の条件差を読者目線に引き寄せたものです。つまり算定日依存です。
参考)https://eorca.sakura.ne.jp/kaitei/2024kaitei/K20240530-9-1.pdf
この論点は、医師よりも先に医事や在宅チームが気付きやすい一方で、現場では「打ったのだから請求できる」という感覚が根強く残ります。1件25点でも、月40件あれば1000点ですから、返戻や自主返還が続くと小さくありません。厳しいところですね。
参考)https://clinicalsup.jp/jpoc/shinryou.aspx?file=ika_2_6_1_1%2Fg000.html
在宅の算定漏れ・過剰請求を避けるには、訪問診療テンプレートに「在宅指導管理料算定中」「当日訪問診療あり」の2項目だけを表示する設定が現実的です。リスクを減らす狙いなら、候補は電子カルテのアラート設定を確認する、これが一手で済みます。
局所注射 点数の周辺では、「注射は全部同じ増え方をする」という見方も危険です。注射通則には、生物学的製剤注射加算15点や精密持続点滴注射加算など、別ルールで上乗せされる区分があり、単純な実施料だけでは全体像を読み切れません。
加算は別枠です。
たとえば2024年改定資料では、硝子体内注射は580点から600点へ変更され、さらに出生時体重2500グラム未満の新生児に出生後90日以内に行った場合の未熟児加算600点が示されています。局所注射そのものとは別領域ですが、「同じ注射でも対象・年齢・病態で点数構造が大きく動く」ことを理解する例として有用です。
参考)https://eorca.sakura.ne.jp/kaitei/2024kaitei/K20240530-9-1.pdf
乳幼児に対する注射では60点加算の資料もあり、注射分野は基本点数だけ追うと判断を誤ります。数字が大きく動く例を知っておくと、局所注射の査定確認でも「まず通則・注・通知を見る」という姿勢が定着しやすくなります。〇〇が原則です。
参考)https://www.jshp.or.jp/content/2026/0213-1-3.pdf
周辺知識を短く把握するなら、改定説明資料をブックマークしておくと便利です。改定直後に院内の旧点数表だけを見るより、例外の数字まで一度に拾えるため、確認時間の短縮につながります。
2024年改定の注射全体像に使えます。
注射について(2024年改定の主な変更点)
検索上位の記事は、どうしても「何点か」に話が集まりがちです。ですが現場では、点数暗記より「どの確認順で見れば事故が減るか」のほうが再現性があります。これは使えそうです。
この5つを部署内で共有するなら、狙いは「査定対策」ではなく「確認の標準化」です。場面のリスクを減らす狙いなら、候補はレセコンのコメント定型文に「局麻剤使用」「訪問診療日」「入院外」をメモする、その1動作で十分です。局所注射 点数だけ覚えておけばOKです。
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