あなた、HbA1c6.5%でも網膜症進行します

HbA1cは合併症予防の中心指標として使われていますが、単純に「低ければ良い」とは限りません。UKPDSではHbA1cを約7%未満に保つことで細小血管合併症が約25%減少したと報告されています。これは重要な基準です。ただし万能ではありません。つまり万能ではないということですね。
一方でACCORD試験では、HbA1cを6.0%未満に厳格管理した群で死亡率が約1.22倍に増加しました。厳しい結果です。低血糖リスクが主因と考えられています。結論は「下げすぎも危険」です。
このため日本糖尿病学会では、一般的な目標を7.0%未満としつつ、6.0%未満は「達成可能なら」、8.0%未満は「緩和目標」とされています。これが基本です。
HbA1cは平均血糖を反映しますが、血糖変動までは評価できません。ここが盲点です。例えばHbA1c6.8%でも、食後に250mg/dLを頻発している患者は珍しくありません。意外ですね。
この急激な血糖変動は酸化ストレスを増やし、血管内皮障害を進行させます。つまりHbA1cが同じでもリスクは異なるのです。つまり血糖変動が問題です。
このリスクを回避する場面では、血糖変動の把握→変動抑制→CGM導入が有効です。候補はFreeStyleリブレなどです。1回確認するだけです。
高齢者ではHbA1c管理の考え方が大きく変わります。75歳以上では低血糖による転倒や認知機能低下のリスクが顕著です。ここは重要です。
実際に重症低血糖は年間約2〜3%の患者で発生し、骨折や入院につながるケースもあります。痛いですね。
そのためガイドラインでは、認知機能やADLに応じてHbA1cを7.5〜8.5%程度に緩和することが推奨されています。これが原則です。
過度な厳格管理は「良い医療」とは限りません。むしろ逆効果になる場合があります。注意が必要です。
HbA1cは万能指標ではなく、測定値に誤差が生じるケースがあります。例えば鉄欠乏性貧血ではHbA1cが約0.5〜1.0%高く出ることがあります。これは重要です。
逆に溶血性貧血や腎不全では低く出る傾向があります。つまり信用しすぎは危険です。
この誤差により「コントロール良好」と判断してしまうと、実際には高血糖が放置される可能性があります。厳しいところですね。
このリスクを避ける場面では、測定誤差の疑い→別指標確認→グリコアルブミン測定が有効です。検査で一度確認するだけです。
見落とされがちですが、HbA1c管理と治療満足度は密接に関係します。HbA1cを0.5%下げるために生活の質が大きく低下するケースは少なくありません。ここは盲点です。
例えば厳格な食事制限や頻回の血糖測定により、患者の約30%が治療ストレスを強く感じると報告されています。意外ですね。
このストレスは治療離脱につながり、結果的にHbA1cが悪化する悪循環を生みます。つまり継続性が重要です。
この問題に対する場面では、継続困難→負担軽減→SGLT2阻害薬や週1回GLP-1製剤の検討が有効です。選択肢を確認するだけです。
【第2類医薬品】命の母A 840錠