オキシモルフォン バンドが鳴らす衝撃のミクスチャーサウンド

オキシモルフォン(OXYMORPHONN)というバンドをご存知ですか?元ZI:KILLや元THE CHERRY COKE$など実力派メンバーが集結し、80s〜90sパンクをルーツに現代のラウドサウンドを融合させた注目バンドの全貌を徹底解説します。

オキシモルフォン バンドOXYMORPHONNの全貌と音楽的魅力

あなたがよく知る「ヴィジュアル系バンド」として語られるこのバンド、実は運営元もそのカテゴリを明確に否定しています。


この記事の3ポイント要約
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伝説的ベーシストが率いるバンド

ZI:KILL・CRAZEを渡り歩いた飯田成一(Seiichi)が2019年に立ち上げた新プロジェクト。37年以上のキャリアを誇るベーシストが、世代を超えた精鋭4人と組んだ注目バンドです。

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80s〜90sパンク×ニュースクールの融合

ジャンルの枠を超えたミクスチャーサウンドが特徴。パンク・ジェント・民族音楽まで幅広い音色を取り込み、「小綺麗にまとまらないストリート臭」が唯一無二の魅力です。

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バンド名は医薬品名に由来

「OXYMORPHONN」というバンド名はオピオイド系鎮痛薬「オキシモルフォン(oxymorphone)」に由来しています。「中毒性のある音楽」という強烈なコンセプトを体現した命名です。


オキシモルフォン バンドOXYMORPHONNとは何者か?その誕生と概要

OXYMORPHONN(オキシモルフォン)は、2019年に始動した日本のロックバンドです。バンドをリードするのは、ベーシストの飯田成一(Seiichi)。彼のキャリアは1987年にまでさかのぼり、ZI:KILL(1987〜1994年)、CRAZE(1994〜2006年)、vezなど伝説的バンドを歴任してきた、日本インディーズロック界随一の実力者です。


バンド名「OXYMORPHONN」はオピオイド系鎮痛薬「オキシモルフォン(oxymorphone)」をもとに命名されています。これは偶然ではなく、「一度聴いたら離れられない中毒性のある音楽を作る」という強烈なコンセプトの表れです。医薬品名をそのままバンド名に持ち込む発想は異色中の異色で、バンド自身が「ヴィジュアル系ではない」と明確に線を引いていることとも呼応しています。


メンバーは現在、Vo.Da!sK、Gt.HIROMITSU、Ba.Seiichi、Dr.yoshiの4名編成です。結成当初はVictor(Vo)、HIROMITSU(Gt)、Seiichi(Ba)、Ryuto(Dr)という布陣で活動し、2021年にデビューアルバムをリリース。その後も精力的に新体制でライブを続けています。


つまり、OXYMORPHONN は「ベテランと新鋭が交差する」構成のバンドです。


参考:飯田成一(Seiichi)のバンド遍歴と詳細なキャリアを確認できます。


飯田成一 - Wikipedia


オキシモルフォン バンドを構成するメンバーの実力と経歴

OXYMORPHONNの魅力の核心は、各メンバーが積み上げてきた圧倒的なキャリアにあります。


まずリーダーのSeiichi(Ba)。1968年生まれの静岡県富士市出身で、30年以上にわたってGrecoのベースを愛用し続けるほどの「軸のある職人」です。ZI:KILLでは1987年の結成から1994年の解散まで在籍し、東芝EMIからのメジャーデビューや2度の日本武道館公演を経験しました。ZI:KILL解散後はCRAZEを結成してキングレコードから再メジャーデビューを果たすなど、シーンの中心を走り続けた人物です。Grecoのシグネチャーモデル(Greco SEIICHI Signature Bg. Bass)を開発するほどの信頼を得ており、現在はウィンズ音楽教室でベース講師も務めています。これは使えそうですね。


HIROMITSU(Gt)は、アイリッシュパンクバンド「THE CHERRY COKE$」でベースとして活動し、その後「RADIOTS」ではギターに転向したという異色のキャリアを持ちます。FUJI ROCK、AIR JAM、ROCK IN JAPANなど日本を代表する野外フェスに複数回出演した実績を持ち、KYONO BAND、AIR SWELL、deadbitesなど複数のプロジェクトを掛け持つスーパープレイヤーです。


Victor(Vo)は日本とアメリカのハーフ(父はオーストリアとイタリアのハーフ)で、10歳までジョージア州アトランタで過ごした国際的なバックグラウンドを持ちます。モデルとしてもSWITCH BLADEやSABBAT13などのブランドで活動しており、ビジュアルと音楽性の双方でバンドの顔となっていました。現在のヴォーカルは Da!sK が担当しています。


メンバー全員が複数のバンドを歴任した「プロ中のプロ」が揃ったバンド、それが基本です。


オキシモルフォン バンドのサウンドとデビューアルバム『OPERATION:NO PLAN』

2021年3月31日にリリースされたデビューアルバム『OPERATION:NO PLAN』は、このバンドの音楽的宣言とも言える作品です。タイトルが意味するのは「良い意味での見切り発車感」。計画に縛られず、本能の赴くままに書き殴った楽曲を全10曲収録しています。


サウンドの特徴は、80年代〜90年代のパンクとミクスチャーをルーツとしながら、ニュースクール的なラウドサウンドを積極的に取り込んだハイブリッドさにあります。音楽メディア「Mikiki」のレビューでは「パンク、ジェント、民族音楽ほかの幅広い音色を取り入れたヘヴィーなミクスチャー・サウンド」と評されており、一言で言えば「何かに似ていない」のが最大の個性です。


収録曲の中でも注目は、YOSHIYAをはじめとするフィーチャリングゲストを迎えた3曲。RADIOTSのYOSHIYAや、Amp LifierのNOKS、NYFのAJといった顔ぶれが楽曲に加わることで、バンドの持つネットワークの広さも可視化されています。


価格は税込2,500円程度(2,272円+税)と、インディーズアルバムとして標準的な設定です。Grecoのベースをかき鳴らすSeiichiのグルーヴ、ライブでの呼吸感が詰め込まれた1枚と言えます。


結論は「ジャンルを超えた野性味あふれる音」です。


参考:デビューアルバムの詳細な概要とレーベル情報を確認できます。


元ZI:KILLのSeiichiと元THE CHERRY COKESのHIROMITSUが立ち上げたOXYMORPHONN、デビューアルバムを3月リリース - BARKS


オキシモルフォン バンドと薬剤名「oxymorphone」の接点—バンド名が持つ深い意味

バンド名の「OXYMORPHONN」を医療従事者が目にしたとき、多くの方が薬剤名「oxymorphone(オキシモルフォン)」を連想するはずです。この接点は偶然ではありません。


薬理学的に見ると、オキシモルフォンはオキシコドンの活性代謝物の一つであり、μオピオイド受容体に強く作用することで知られています。鎮痛作用が強力な一方、依存性・習慣性のリスクも高い物質として医療現場での慎重な取り扱いが求められます。まさに「一度取り込んだら離れられない」という性質を持つ薬剤です。


バンド側がこの薬剤名をバンド名に採用した経緯については公式に詳細なコメントは存在しませんが、「中毒性のある音楽」「一度聴いたら抜け出せない」という音楽的コンセプトと、薬理作用としての「依存性」が見事に重なります。日本のインディーズロックシーンでは、バンド名に強烈なインパクトを持たせる命名は珍しくありませんが、ここまで専門用語に直球で踏み込んだケースはほとんどないと言えるでしょう。


5ちゃんねる上のスレッドでも「バンド名のセンスない」「オキシモルフォンがどこあで評価されてるなんて異次元」と賛否が割れており、医薬品名をバンドに冠するという選択がいかに異色かを物語っています。意外ですね。


医療従事者の視点から見れば、バンド名を見た瞬間に薬剤情報が頭に浮かぶという独自の体験ができるのは、このバンドならではのユニークな楽しみ方と言えます。


参考:オキシモルフォン(oxymorphone)の薬理学的特徴を詳しく解説しています。


オキシモルフォン - Wikipedia


オキシモルフォン バンドOXYMORPHONNの現在と今後の注目ポイント

OXYMORPHONNは2021年のデビューアルバムリリース後も活動を継続し、2024年〜2025年にかけて新体制で精力的にライブを行っています。2024年11月には上野音横丁でのライブが確認されており、Instagramでは「現体制はバンド歴史上もっとも攻撃的な布陣」とリーダーSeiichiが発言しています。次回GIGとして2025年10月4日(土)の新宿HEISTでの公演も告知されていました。


リーダーのSeiichi(飯田成一)は2022年から「幻覚」というプロジェクトにも参加しており、2023年にはライブDVD『始動。』、セルフカバーミニアルバム『KILL MOTHER FUCKER』をリリースするなど、OXYMORPHONN以外の活動も旺盛です。2024年4月にはDEAD END tributeとしてCrazy Cool joe 60周年記念イベントに出演し、joeとのツインベースを披露する場面もありました。


バンドとしての今後の注目ポイントは2点あります。1つ目は「新体制のサウンドがどう進化するか」です。ヴォーカルがVictorからDa!sKに交代したことで、バンドの表現の幅がどう広がるかが鍵を握ります。2つ目は「新音源のリリース」で、デビューアルバムから数年が経過しており、ファンの間では新作への期待が高まっています。


OXYMORPHONNの活動情報はX(旧Twitter)の公式アカウント @oxymorphonn_jpn や、Instagramの @oxymorphonn_official で随時発信されています。ライブの最新スケジュールを追いたい方は、これらを確認するのが一番確実です。


参考:OXYMORPHONNの公式Spotifyページでデビューアルバムを試聴できます。


OXYMORPHONN on Spotify


参考:gekirock.comによるバンド結成時の詳細な情報と動向を確認できます。


Seiichi(ex-ZI:KILL)、Victor(ex-wrong city)らによる超絶バンドOXYMORPHONN、デビュー・アルバムから「FIRE」先行配信! - 激ロック