召喚武器に付いていた「Mythical」の接頭辞が、1.4.5アップデート後のマップロードで自動的に別の効果へ書き換えられ、強化済み装備が無効化されます。

テラリア1.4.5「Bigger & Boulder(ビガー&ボルダー)」は、2026年1月27日(PC版)・1月28日(コンソール・モバイル版)に配信されました。前回の大型アップデート「Labor of Love(1.4.4)」から実に約3年4ヶ月ぶりとなる大型更新です。
開発元のRe-Logicは本アップデートを「最後のメジャーアップデート」と位置づけており、シリーズの集大成といえる内容になっています。リリースからすでに15年が経過した今も累計販売本数は6,400万本を突破しており、その人気の持続力は驚異的です。
アップデート規模は過去最大クラスです。追加アイテム数は650種以上にのぼり、以前の大型アップデート「Journey's End(1.4.0)」にも匹敵するボリュームとされています。PC版はその後、不具合修正のためのHotfix 1.4.5.1が1月28日に配信されました。
注目点は多岐にわたります。
- 🎮 対象プラットフォーム:PC(Steam)、PS4、Nintendo Switch、iOS、Android(全プラット同時配信)
- 📦 追加アイテム数:650種以上
- 🌐 日本語対応:公式で初めて全プラットフォームに対応
- 🤝 コラボ:Dead Cells、パルワールド
バグ修正や小規模調整については今後も継続されますが、大規模な機能追加はこの1.4.5が事実上のラストアップデートです。つまり1.4.5が「完成形」ということですね。
参考:1.4.5配信に関する公式スパイク・チュンソフトの案内
掘る!作る!戦う!遊びかたは無限大!『テラリア』大型アップデート | スパイク・チュンソフト公式サイト
今回のアップデートで最もインパクトが大きいのが、650種を超える新アイテムの追加です。ゲームショップの棚にある商品が一気に1.5倍に増えたようなイメージです。カテゴリ別に主要な追加要素を見ていきましょう。
まず召喚士プレイヤーには特にうれしい変更があります。「ムチ」カテゴリの武器が新たに9種類追加されました。序盤から作成できるものから、高難度エリアで入手するものまで段階的に揃っており、召喚したミニオンの強化や多彩なデバフ付与が可能になっています。
変わり種アイテムも充実しています。
- 🦇 変身アイテム:コウモリ・ネズミなどの生き物に変身できるマウント
- 🚗 ラジコンカー:実際に操作できる乗り物アイテム
- 🪑 天然素材の家具セット:22セット分の新規家具が追加
- 🖼️ 新規絵画:20種の新絵画
また、インベントリ管理の大きな改善として、ほぼすべてのアイテムのスタック上限が9999に引き上げられました。接頭辞(Prefix)付きの武器や防具もスタック可能になっています。これは大きな変化です。
さらに敵を倒すと入手できるバナーアイテムが、専用の別メニューへ格納される仕様に変更されました。これまでインベントリを大量に占領していたバナーの問題が解消されるため、探索効率が格段に上がります。
バナーが別管理になったことで、枠を気にせず探索に集中できます。
参考:1.4.5の追加アイテムやバランス調整の詳細まとめ
テラリア1.4.5アップデート内容まとめ | 神ゲー攻略
1.4.5の大きな目玉のひとつが、2タイトルとの公式コラボです。それぞれのコンテンツは装飾だけでなく、実際のゲームプレイに絡む実用的なアイテムになっています。
Dead Cellsコラボでは以下のアイテムが追加されています。
| カテゴリ | 追加アイテム例 |
|---|---|
| 武器(5種) | キノコスタッフ・バーニャクルスタッフ・キリングデッキ・バレルランチャー・フリント |
| コスチューム | 衣装セット(頭・胴・脚の3部位) |
| アクセサリー | ラムルーン(ダンジョンのチェストから入手) |
| ペット | スウォームグレネード(パーティー時に動物学者が販売) |
| 家具 | フラスコなど2種 |
Dead Cellsコラボ武器の入手方法はそれぞれ異なります。たとえばキリングデッキはブラッドムーン時に魔法使いNPCが販売し、バレルランチャーは海賊イベントの敵からドロップします。ゲーム内の自然な流れの中でコラボアイテムに出会える設計になっているのがポイントです。
パルワールドコラボでは5体のパルが追加されました。
| パル名 | 入手方法 |
|---|---|
| ツッパニャン | マップ端周辺の草・雪上に出現するゴブリンアーチャーを倒して救出 |
| キツネビ | 日中にジャングルや雪の草地にまれに出現 |
| ドリタス | 下砂漠にまれに生成 |
| 巨大なドラゴンの卵 | 地下に生成 |
| 衣装セット | 旅商人が販売 |
パルワールドのパルたちはペットとして召喚でき、それぞれ「撫でる」インタラクションに対応しています。採掘や木材集めをサポートしてくれるパルもおり、実用性もあります。これは使えそうです。
長年プレイヤーから要望されてきた利便性改善が、今回のアップデートで一気に実現しました。特にクラフト周りの変更は、ゲーム体験の質を根本から変えるレベルの改修です。
最大の変更点が「チェスト内素材の直接クラフト」です。これまではインベントリに素材を移してからクラフトしていましたが、1.4.5からは近くに置いてあるチェストの中身をそのままクラフトに使えるようになりました。倉庫から出し入れする手間がなくなるため、大規模な建築プロジェクトを進める際に特に効果が大きい改善です。
その他の主なQoL改善は以下の通りです。
- 🏠 住宅判定の可視化:家の判定条件として不足しているアイテムがUI上に表示されるようになった
- 👥 ミニオン数の表示:召喚したミニオンの現在数がUIに表示されるようになった
- 🔑 パイロンの仕様変更:幸福度に関係なくパイロンが販売されるようになった(ただし各バイオームに2人以上の住民が必要)
- ⚡ 召喚武器のマナコスト廃止:召喚武器使用時のMP消費が完全になくなった
- 🌩️ 嵐での落雷追加:嵐の天候時に落雷が発生し、難易度別のダメージが入る新要素
- 🎵 新規ボスBGM:キングスライムをはじめとする主要ボスに個別の専用BGMが8曲追加
また、マルチプレイ向けの機能として「ボスダメージトラッカー」が追加されました。チャット欄に「/bossdamage」と入力することで、ボス戦において各プレイヤーがどれだけダメージを与えたかが確認できます。複数人でのボス討伐の貢献度が可視化されるため、フレンドとの協力プレイがより盛り上がります。
死亡後に他プレイヤーを観戦できる機能も追加されています。マルチ参加者全員が快適に遊べるようにするのが原則です。
参考:1.4.5のQoL向上要素・クラフト改善についての詳細記事
1.4.5で実現した「公式日本語対応」は、国内プレイヤーにとって特に重要な変更点です。PC(Steam)版のテラリアはこれまで公式には英語のみの対応で、日本語でプレイするには有志制作の日本語化MODを導入する必要がありました。
公式日本語対応の実現により、MODなしで完全な日本語でプレイできるようになっています。コンソール版(PS4・Nintendo Switch)やスマートフォン版はスパイク・チュンソフトによる日本語ローカライズが以前から行われていましたが、今回の大型アップデートによりPC版を含む全プラットフォームが日本語対応で統一されました。
ただし、旧来の日本語化MODを導入した状態で1.4.5に更新した場合は注意が必要です。古い日本語化MODと公式日本語が競合するため、MODを無効化してから公式の日本語設定を行う手順を踏む必要があります。
手順は以下の通りです。
1. タイトル画面の「ワークショップ」から日本語化MODを無効化する
2. タイトル画面で「Settings」を選択
3. 「Language」を選択し、「日本語」を選択
この操作をするだけで公式の日本語環境に切り替わります。MODを入れていた人だけが気をつければOKです。
また、テラリアはSteamのワークショップを通じたMOD文化が非常に活発です。代表的なMODプラットフォーム「tModLoader」は本体とは別に管理されており、大型アップデート直後は本体への追従に時間がかかることがあります。1.4.5直後にtModLoaderが対応するまでの間は、MOD環境でのプレイに注意が必要な期間が一時的にありました。
MODを使う場合は本体・tModLoader・各MODのバージョンが一致しているかが条件です。
参考:公式日本語対応の手順と旧MODとの切り替え方法
1.4.5では武器全体のバランスが大幅に見直されました。なかでも「召喚武器」に関する変更は既存プレイヤーが特に注意すべき内容を含んでいます。
召喚武器の変更点として最重要なのが「マナコストの廃止」と「Mythical接頭辞の自動変更」です。これまで召喚武器を追加召喚するたびにMPを消費していましたが、1.4.5からはMP消費がゼロになりました。MP管理から解放されたことで召喚士プレイがより快適になっています。
ただし注意点があります。1.4.4以前にリフォージで付けていた「Mythical(マイシカル)」接頭辞は、マナコスト削減効果を持っていました。1.4.5適用後のマップロード時に、召喚武器に付いているMythicalは別の効果へランダムに書き換えられます。
| 武器カテゴリ | 主な変更内容 |
|---|---|
| 召喚武器 | マナコスト廃止・Mythical接頭辞の自動書き換え |
| 遠距離武器 | シュルーマイト装備のバフが弾薬にも適用されダメージ底上げ |
| 魔法武器 | 全体的にダメージアップ・一部武器の貫通性能強化 |
| 近接武器 | 多くの武器に追加効果またはバフが付与 |
遠距離武器については、シュルーマイト装備の仕様変更によって全体的に強化されています。これまで弓や銃に対して適用されていたダメージバフが、弓の矢弾にも適用されるようになり、武器本体と弾薬の両方のダメージボーナスが加算されます。平均ダメージが底上げされるため、遠距離ビルドが以前よりも安定して高火力を出せるようになりました。
ボスバランスについても調整が入っています。ボス戦中でもパイロン(テレポートシステム)が使用できるように変更され、緊急退避や位置取りの選択肢が増えました。また、海賊イベントの敵が一部弱体化され、ハードモード突入直後でも挑みやすい難易度になっています。厳しいところが緩和されましたね。
最強武器の「ゼニス」は性能維持のままです。ゲーム全体のメタには大きな変化はありませんが、中盤の装備構成の選択肢が増え、様々なビルドが成立しやすくなったのが1.4.5のバランス調整の特徴といえます。
参考:1.4.5の武器・ボスバランス調整の詳細