医療従事者のあなた、ゴロだけだと手術前判断で数時間ロスします。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査

血液凝固因子のゴロは、ばらばらに覚えるより「内因系」「外因系」「共通系」の3ブロックに分けたほうが定着しやすいです。
参考)血液凝固因子のゴロ(語呂)覚え方
定番の並びは、内因系がⅫ・Ⅺ・Ⅸ・Ⅷ、外因系がⅢ・Ⅶ、共通系がⅠ・Ⅱ・Ⅴ・Ⅹです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
つまり系統分けです。
有名な覚え方としては「胃にいいクッパがない 外人プロ並み いつも後藤と一緒」があり、内因系・外因系・共通系を一続きで思い出せます。
参考)血液凝固因子のゴロ(語呂)覚え方
ただし、番号が発見順なので1から順番に並ばない点が初学者のつまずきです。
参考)凝固因子の覚え方・ゴロ - Things in the cl…
ここが盲点ですね。
医療従事者が現場で困るのは、番号自体を知っていても、PTやAPTT、血友病、ワルファリンとのつながりが出てこない場面です。
参考)血友病 - 13. 血液の病気 - MSDマニュアル家庭版
そのため、ゴロは暗記の入口、臨床連想は出口として二段構えで使うと、申し送りや術前確認の時間短縮につながります。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
結論は関連付けです。
内因系の定番ゴロは「胃に良いクッパはない」で、Ⅻ・Ⅺ・Ⅸ・Ⅷ因子を指します。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
「胃に」が12、「良い」が11、「クッ」が9、「パ」が8に対応し、「ない」が内因系の合図です。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
これだけ覚えておけばOKです。
ここで大事なのは、APTTは内因系凝固活性化機序を反映し、Ⅻ・Ⅺ・Ⅸ・Ⅷに加えて共通系のⅩ・Ⅴ・Ⅱ・Ⅰの活性低下でも延長することです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
つまり、内因系ゴロを覚えたら、そのまま「APTTで拾われる群」と連結させると検査値が読めます。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
つまりAPTT側です。
さらに第Ⅷ因子と第Ⅸ因子は、血友病A・Bの理解に直結します。血友病Aは第Ⅷ因子欠乏が全体の約80%を占め、血友病Bは第Ⅸ因子欠乏です。
参考)血友病 - 13. 血液の病気 - MSDマニュアル家庭版
国家試験や院内勉強会では、内因系の番号を聞かれているようで、実際には「APTT延長」「血友病A/B」を同時に問う問題が少なくありません。
参考)血友病 - 13. 血液の病気 - MSDマニュアル家庭版
ここは重要です。
第Ⅷ因子まわりでは、von Willebrand因子が第Ⅷ因子の安定化に関与する点も、意外と混同しやすいところです。
参考)vonWillebrand因子とプロテインCの作用の覚え方・…
一次止血と二次止血の橋渡しになるため、単なる番号暗記より、病態の絵が頭に残ります。
参考)vonWillebrand因子とプロテインCの作用の覚え方・…
関連づけが基本です。
外因系は数が少なく、Ⅲ因子とⅦ因子の2つです。
参考)外因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
ゴロは「外人プロ並み」や「みんなでパーティーするGuy」などが知られており、Ⅲ・ⅦとPTをまとめて引けます。
参考)【凝固カスケード】内因系APTT-外因系PT-共通系の覚え方…
少ないので得点源です。
PTは外因系凝固活性化機序を反映し、主に第Ⅶ・Ⅹ・Ⅴ・Ⅱ・Ⅰ因子の活性低下で延長します。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
基準範囲の参考値はPTが10~12秒、APTTが22.5~37.5秒で、どちらも延長時の解釈が大切です。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
数字で持つと強いです。
第Ⅶ因子は半減期が短く、ビタミンK欠乏やワルファリンの影響でPT延長が先に目立ちやすいとされています。
参考)ビタミンK依存性凝固因子と半減期の覚え方・ゴロ【CBT国試対…
たとえば、術前採血でPTだけ先に崩れているとき、単純に肝障害だけを疑うのではなく、ビタミンK不足や抗凝固薬も候補に入れやすくなります。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
第Ⅶ因子が条件です。
この場面の対策としては、採血異常を見たら、原因の切り分けを早める狙いで、服薬歴を1回で確認するのが有効です。候補はワルファリン、抗菌薬、NOAC、ヘパリンです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
確認だけで済む場面が多く、不要な再採血や問い合わせを減らしやすいです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
これは使えそうです。
共通系はⅠ・Ⅱ・Ⅴ・Ⅹ因子で、「いつも後藤と一緒」というゴロが有名です。
参考)血液凝固因子のゴロ(語呂)覚え方
「い」がⅠ、「つ」がⅡ、「後」がⅤ、「藤」がⅩで、「一緒」が共通系の合図です。
参考)血液凝固因子のゴロ(語呂)覚え方
覚え方として素直です。
一方で、現場で役立つ“もう一段深いゴロ”が、ビタミンK依存性凝固因子の「肉納豆」と「鳴くとニー」です。
参考)ビタミンK依存性凝固因子の覚え方(復刻版) - 金沢大学 血…
これはⅡ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子を示し、「鳴くとニー」は半減期が短い順、すなわちⅦ、Ⅸ、Ⅹ、Ⅱまで一気に整理できます。
参考)ビタミンK依存性凝固因子と半減期の覚え方・ゴロ【CBT国試対…
意外ですね。
この知識が効くのは、ワルファリンの説明や検査値解釈です。PMDAは、納豆にはビタミンKと納豆菌が多く含まれ、ワルファリンの作用を弱め、影響が数日間続くと説明しています。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
そのため、単に「納豆はダメ」と覚えるより、「Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹが落ちにくくなる」「PT変化を追う」と理解したほうが、患者説明に説得力が出ます。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
つまり機序理解です。
この場面の対策としては、食事指導の抜け漏れを防ぐ狙いで、ワルファリン患者では納豆・クロレラ・青汁を1枚メモにまとめて確認するのが実務向きです。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
説明時間は1分ほどでも、再指導やヒヤリハットの回避につながります。
参考)内因系の血液凝固因子のゴロ(覚え方)|薬学ゴロ - 薬学部は…
食事確認に注意すれば大丈夫です。
ビタミンK依存性因子の参考リンクです。半減期の短い順までまとまっていて、PTとのつながりを復習しやすい内容です。
参考)ビタミンK依存性凝固因子の覚え方(復刻版) - 金沢大学 血…
金沢大学 血液内科学:ビタミンK依存性凝固因子の覚え方
ゴロ学習でありがちな失敗は、「番号は言えるのに、PT/APTT、疾患、薬剤に変換できない」ことです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
たとえばAPTTのみ延長なら、血友病Aでは第Ⅷ因子、血友病Bでは第Ⅸ因子をまず想起したいところです。
参考)血友病 - 13. 血液の病気 - MSDマニュアル家庭版
どういうことでしょうか?
逆にPTのみ延長でAPTTが正常なら、先天性第Ⅶ因子異常やビタミンK関連、ワルファリンの影響を考える流れが自然です。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
手術前スクリーニングでこの切り分けが速いと、照会先や追加検査の優先順位を決めやすくなります。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
時間短縮になります。
あまり知られていない実務上の注意点として、ヘパリン混入でもAPTTは延長します。透析回路やヘパリンロック部位、動脈留置カテーテルからの採血ではアーチファクトの可能性があります。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
つまり、異常値を見た瞬間に病態へ飛びつくのではなく、採血条件まで一度戻るのが安全です。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
採血条件が原則です。
この場面の対策としては、再採血の無駄を避ける狙いで、異常値時は「採血ルート」「抗凝固薬」「基礎疾患」を3点だけメモ確認すると整理しやすいです。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
検査室への確認も簡潔になり、医師・看護師・薬剤師の連携が取りやすくなります。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
結論は3点確認です。
PTとAPTTの基準範囲、延長原因、薬剤の見方をまとめて確認したいときの参考リンクです。術前評価や日常の検査解釈に直結する内容です。
参考)PT、APTTの読み方|「凝固・線溶系異常」を 読む検査
看護roo!:PT、APTTの読み方
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